あとがき

 成り代わりがやりたい。そんな思いからはじめたのが、Neltardo di autunnoでした。イタリア語で、日本語訳すると『時雨』となります。実は略名そのまんま(笑)
 最初の始まりは病死、というのはさっさと決まり、病弱故のネガティヴさだとかも出せていれば嬉しいです。周囲に迷惑をかけてしまうから自分で立とうとする。だけどそれが逆に周囲を心配させる、という悪循環があったりだとかいろいろと。ある程度経験がある人間なのでやりやすかったです(をい)

 多分一番気の毒なのはディーノ。そして一番報われたのはXANXUS。最後に一番迷惑だったのがお兄ちゃん、なのではないでしょうか。初恋実らずどころか気付いてもらうことすらなかったディーノに、目の前でいちゃいちゃする2人を見せ付けられる兄。最後はちゃんとくっついたXANXUS。こうして見ると、私やっぱキャラの扱いにムラあるなぁ……。
 ただ、無自覚な2人を書くのはかなり楽しかったです。だからこそ最後の糖度高めなシーンは恥ずかしさに悶絶しながら書いておりました。わあ、キスシーンって恥ずかしい……!!

 で。
 皆様一度も名前の出なかった人がいることに気付いていらっしゃるでしょう。親友と『私』。この2人は作中がこれ以上ややこしくならないように、と名前を出しませんでしたがちゃんと名前はあります。
 『私』……つまりヒロインの前世は『須藤 叶流』。読みは『すどう かなる』です。親友の名前は『時那 水葵』。読みが『ときな みずき』となっております。2人共実は6文字(笑)    いえ、別にわざとじゃないんです本当に。適当に名前つけてたらこうなっちゃいました。叶流って名前は結構考えたんですよ? デフォルト名のステラはイタリア語で星だから流星的な感じでれ星は願いをえる……よし叶流! と。通学路の駅の歩道橋で思いつきました。妄想万歳!(殴)

 これで時雨は一応完結です。皆様からの感想など、お待ちしております。っていうか聞きたいです←
 不器用でひたすらに必死な彼女。その生き様が誰かの心に届いていれば、書き手としてはそれで満足です。成り代わりという新ジャンルへの挑戦でもありましたが、楽しい時間でした。
 応援してくださった皆様、いつもいろいろと愚痴を聞いてくれたWに読んでくださった皆様へ。
 本当にありがとうございます。いろんな方々のご声援の応援があったからこそここまでやってこれました。完結を堂々と掲げられる作品、という自信はありませんが、何かが皆様の心に残っていれば書き手としてこれ以上のことはありません。
 最後にもう一度、ありがとうございました。

BON VOYAGE! シガラミも過去も捨てて
僕らならそれでも笑えてるはず

未来へのシッポちょっと見えたよ

(BON VOYAGE!…歌:BON-BON BLANCO)



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完結
09/07/05